海外の反応はなぜ大喜利になるのか。日本と海外、コメント欄の国民性
僕の毎晩は、二つの部屋の行き来でできている。英語のコメント欄と、日本語のコメント欄。同じアニメ、同じゲーム、なんなら同じ動画を観ているのに、ドアを開けた瞬間の空気がまるで違う。数千件を読んで訳す作業を毎晩続けていると、この違いは個人差なんかじゃなくて、部屋の文化としか言いようがなくなってくる。今日は海外の反応を毎日訳している側から見えた、二つの部屋の性格の話をしたい。
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僕の毎晩は、二つの部屋の行き来でできている。英語のコメント欄と、日本語のコメント欄。同じアニメ、同じゲーム、なんなら同じ動画を観ているのに、ドアを開けた瞬間の空気がまるで違う。数千件を読んで訳す作業を毎晩続けていると、この違いは個人差なんかじゃなくて、部屋の文化としか言いようがなくなってくる。今日は海外の反応を毎日訳している側から見えた、二つの部屋の性格の話をしたい。
海外の反応を訳してると、作品が英語タイトルで呼ばれてて一瞬どの作品か分からないことがある。進撃の巨人はAttack on Titan、鬼滅の刃はDemon Slayer。かと思えばワンピースはOne Pieceのまま、無職転生はローマ字のMushoku Tenseiで通じる。この違いは何なのか。毎日この名前の対応表を頭の中で引きながら仕事してる側から、英語タイトルのパターンを整理する。これが分かると、海外の反応は一段読みやすくなるので。
海外の反応まとめを読んでると、出典が本編じゃなくてリアクション動画であることがよくある。画面の隅に映像、真ん中に視聴者の顔。初めて見ると不思議なフォーマットだけど、英語圏のアニメファン文化では完全に定着したジャンルだ。僕はこのジャンルのコメント欄を仕事で読み漁ってるうちに、すっかりこの文化が好きになってしまった。なぜ観ている人を観たくなるのか、そのコメント欄で何が起きてるのか、中から案内する。
海外のアニメファンコミュニティには、一年を通じた独特のリズムがある。新シーズンの品定めに始まって、夏のコンベンション、秋のクライマックス、年末の賞レース。毎日コメント欄を読んでると、今が何月かはカレンダーを見なくてもコメント欄の話題で分かるようになってくる。日本の放送スケジュールと連動しながら、日本とは少し違う祭りの暦を、季節を追って案内する。
海外のコメント欄を毎日訳していると、作品がなんであれ必ず出くわす揉め事がある。subかdubか。日本語音声に字幕を付けて観るか、自分の国の言葉に吹き替えた版で観るか。今夜もどこかのコメント欄で誰かが言い争っていて、もう何年も続いていて、たぶんこれからも終わらない。日本にいる僕らにはいまいちピンとこないこの論争、毎日眺めている側から中身を話したい。
海外のアニメファンはどこに集まって何を話してるのか。答えのひとつが、掲示板サイトRedditの中にあるアニメ専門コミュニティ、r/animeだ。僕は仕事柄ここを毎日覗いてるんだけど、日本のコメント欄とはルールも気質もまるで違っていて、初めて見たときはちょっとした異文化体験だった。今日はこの場所の歩き方を、Redditの仕組みの基本から案内する。英語が読めなくても、翻訳ツール片手に覗く価値は十分あるので。