二十世紀電氣目録、海外「BLかと思ったら兄弟だった」で大混乱【海外の反応】
Usher in the Age of Electricity! | Sparks of Tomorrow | Clip | Netflix Anime

『二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-』の初回クリップを Netflix 公式が公開したところ、コメント108件のうち最多の373いいねが付いたのは作画でも時代考証でもなく『BLかと思ったら兄弟だった』だった。喜八と兄・清六の距離感が、英語圏では最初そう読まれたらしい。
一方で321いいねを集めたのは、2018年の発表から放送までを見てきた人の「不死鳥のように灰の中から出てきた」という一文。兄弟だと分かった途端、今度は『ベイマックス』の兄弟を思い出して兄の身を心配しはじめる流れも起きている。作画は絶賛でほぼ一致するなか、感情表現の顔が受け付けないという離脱組も出ていて、そこだけ空気が割れる。
Netflix公式が『二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-』の初回から切り出したクリップ「Usher in the Age of Electricity!」。電気の時代を切り拓くという夢を、男二人が向き合って語る場面だ。で、このクリップのコメント108件でいちばん伸びたのは、作画の話でも時代考証の話でもなかった。
“くそっ、これBLなのか聞こうとした瞬間、あいつのことを「兄貴」って呼びやがった。”
Fuck I was gonna ask if it's BL then he called that guy brother :'v
373いいね。京アニ新作クリップの最初の総意がこれである。返信でひとまず決着はつく。
“二人の年齢を考えると、兄弟でほんとよかった😂”
Considering their ages, I'm really glad they are brothers 😂
“ほんとそれ😢 でも兄弟のほうがいいまであるな😂”
Omg same :( But I guess they are better as brothers 😂
この質問と回答、コメント欄のあちこちで律儀に繰り返されている。
と、ひとしきり騒いだ隣に、321いいねの全然ちがう温度のコメントが刺さっている。
“この作品が発表された2018年のこと、今でも覚えてる。『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』に続く作品になるはずだった。でも2019年の京アニ放火事件で、この作品の運命は分からなくなった。そして不死鳥みたいに、灰の中から出てきたんだ。”
I remember when this series was announced in 2018. It was supposed to be the follow up to Violet Evergarden but due to the Arson Attack on KyoAni in 2019, it's fate was uncertain. And like a Phoenix, it's came out of the ashes.
発表からここまでの年月を知っている人と、このクリップで初めて出会った人が、同じ欄に並んでいる。そして兄弟の話に戻るんだけど、海外勢はもう兄のほうを心配しはじめていた。
“ヒロとタダシ・ハマダみを感じる。二人とも発明に情熱を燃やす天才で……でも兄のタダシは……。”
This gaves me some Hiro and Tadashi Hamada vibes. Both were genius and passionate over invention. Yet the older brother, Tadashi....
『ベイマックス』のタダシがどうなるかを知っている人には、この言い方だけで通じる。だから先に予防線を張る人が出てくる。
“準備できてる!!! あと兄貴は死んでないほうに賭ける。あんないい男を殺したりしないでくれよ😭🫶🏾”
I’m READYYYYYY! And I’m betting that his big brother isn’t dead, they better not have killed that fine man off. 😭🫶🏾
作画の評価はほぼ満場一致だった。
京アニ作品あるあるの「どこかで見た顔」認定も、ちゃんと出る。
“夏油がサイドクエストやってる😭✌”
Geto be doing side quests now😭✌
ここまで褒め一色に見えて、実は割れている。まず、題材の立て方そのものが気に入らない人。
“なんか変な日本産の量産品って感じだな。「我々が電気の時代を切り拓いた」みたいな謎のファンタジーで。”
this is like some weird japanslop with this weird fantasy of "We ushered in the age of electricity"
これには即ツッコミが入って、
“そのちょっとしたコメントで大物になった気分か?”
Feeling big after that little comment?
もう一方は、京アニのファンを名乗った上での辛口。こっちのほうが刺さる。
“京アニの作品はいつも大好きなんだけど、これは無理だった。なんで? 演出が弱いのもあるけど、それ以上に、感情が動いたときのキャラの顔がグロテスクだから。こういう子どもっぽさが好きな人もいるんだろうけど、自分にはただただ神経に障った。残りの話は見ない。”
I usually love Kyoto Animation's works, but I LOATHED this? Why? Partly because of the weak direction but mostly because of the GROTESQUE faces seen on the characters when they are being 'emotional'. No doubt such childishness will appeal to some but this viewer found it to be incredibly grating. I won't be watching the rest of the episodes.
顔がしんどいという理由で京アニを離脱する人がいる一方で、同じ場面の顔と距離感を見てBLを疑った人が最多いいねを取っている。長く止まっていた作品が帰ってきた初回のコメント欄としては、たぶんこれくらい騒がしいのが正解なんだよね。
よくある質問
- なぜ海外の反応で「BL?」と大量に聞かれている?
- Netflix公式クリップのサムネイルと会話の距離感から、英語圏では男性2人の恋愛作品だと読んだ人が多かったためです。コメント欄では最多いいねが「BLか聞こうとしたら“兄貴”って呼んだ」で、その後も「これBL?」という質問と「兄弟だよ」という回答が繰り返されています。
- 海外の反応で『ベイマックス』の名前が出るのはなぜ?
- コメント欄では、発明に情熱を燃やす天才の兄弟という構図が『ベイマックス』のヒロとタダシを思い出させると書かれています(79いいね)。それを受けて「兄貴は死んでないほうに賭ける」という書き込みも出ていて、兄弟だと分かった直後に兄の身を心配しはじめる流れになっています。
- 海外の反応で割れている論点は?
- 感情が動いた場面のキャラの顔です。京アニ作品はいつも好きだと前置きした上で「感情表現の顔がグロテスクで無理だった、残りは見ない」という離脱コメントが付いています。題材そのものを「変な日本産の量産品」と切り捨てるコメントには、すぐに「そのコメントで大物になった気分か?」という反論(12いいね)が入りました。
二十世紀電氣目録6話、海外ファン「メタルが発明された」【海外の反応】
“みんな、この子たちメタルを発見して、全員それを気に入ったよ”
この反応を読む「二十世紀電氣目録」の海外の反応は、この記事をふくめ全 4 本。 作品ページでまとめて読む →
ほかの作品もふくめた最新の反応は、アニメの海外の反応まとめで毎日更新しています。
ほかの反応も読む
- 二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-
1,310 likesアニメYouTube二十世紀電氣目録に海外「電気の話でこの美しさは京アニだけ」【海外の反応】
京都アニメーションの新作『二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-』が Netflix で世界独占配信中。英語版タイトル "Sparks of Tomorrow" の公式トレーラーに付いた789件のコメントの総意は「電気の話をここまで良いものにできるのは京アニだけ」。1,056いいねの上位コメントも、題材の地味さと出来上がりの落差を言っていた。 もうひとつの主役は「7年待った」という言葉で、なぜ7年かかったのかを当のコメント主が短く説明している。ところがこのコメント欄で最多の1,310いいねを取ったのは、この作品の話ですらない。Netflix の『スティール・ボール・ラン』配信をめぐる抗議が、無関係な新作のトレーラーに流れ込んでいる。 編集部注: 原作は結城弘の小説(KAエスマ文庫)で、舞台は明治の京都・伏見。2026年7月5日から放送・配信が始まり、Netflix が世界独占で毎週配信している。
コメント 789 件
1,889 likesアニメYouTubeヤニねこの喫煙本数を海外が全部数える「500本」【海外の反応】
日本のショートアニメ『ヤニねこ』に登場する煙草を一本残らず数えるという動画に、海外ファンから295件のコメントが集まった。動画が出した結論は500本で、その数字をそのまま繰り返すコメントが1,889いいねを集めて最上位に来ている。 本数のインパクトだけでなく、依存症というネタにされがちなテーマをコメディの体裁を崩さず真面目に描いていると評価する声も多く、実体験を交えたコメントが支持を集めている。数える作業の過酷さと、こういうアニメを見ていることを人に言いづらいという気まずさを笑うコメントも定番になっている。 編集部注: 『ヤニねこ』はチェーンスモーカーの猫を主人公にした日本のショートアニメ。日常の中の喫煙・依存というテーマをコメディタッチで描く作風で知られる。
コメント 295 件
22,615 likesアニメYouTubeBLEACH、白の剣術指南に海外「全部チュートリアルだった」【海外の反応】
BLEACH千年血戦篇の内なる世界の場面で、白(ホワイト)が一護に斬月の正しい振り方をずっと教えていたのに、当の一護がまるで聞いていなかったという切り抜き動画に、海外ファンから1341件のコメントが寄せられた。最も支持を集めたコメントは22,615いいねを獲得し、「あれは全部チュートリアルだったのか」という気づきに賛同が殺到している。 コメント欄では、白が鎖を鞭のように操ったり刀を手元へ瞬時に呼び戻したりする具体的な技が次々と挙げられ、単純なはずの斬魄刀をここまで見応えのあるものに変えたと評価される一方、一護が白を「体の中の敵」だと思い込んでいたせいでその型を一切吸収しなかったという皮肉にも話が向かう。 編集部注: 白(ホワイト)はBLEACHで一護の内なる虚(ホロウ)の人格で、斬月の本来の姿ともされ、内なる世界で度々一護と対峙してきた。千年血戦篇は原作最終章のアニメ化で、Studio Pierrotが制作している。
コメント 1341 件- コラムアニメr/anime(朝日新聞の鈴木敏夫インタビューをAUTOMATON WESTが英訳した記事のスレッド)
ジブリ風AI画の海外の反応。鈴木敏夫Pが取材を全部断っていた理由と、宮崎駿の生命に対する冒涜がいまも誤解されている話
ジブリのプロデューサーの鈴木敏夫さんが、ジブリ風AI画像が出回っていたころの取材依頼をぜんぶ断っていた。どうせ飽きるから、というのがその理由で、朝日新聞のインタビューでそう話している。この記事が英語になってr/animeに貼られた日、僕は荒れるほうに賭けていた。開いたら、上から下までほぼ全員が同意していた。毎晩コメント欄を訳している側として、この全面同意のほうに驚いた。ここでは、その日のスレで実際に何が言われていたか、英語圏のファンがAI製のものを指して使うslopという言葉、そして宮崎駿さんの生命に対する冒涜がいまも誤解されたまま出回っている件を、順番に書いていく。