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天幕のジャードゥーガル11話、海外「魔女って最初からシタラじゃなくてボラクチンの話だったのか」【海外の反応】

Jaadugar: A Witch in Mongolia • Tenmaku no Jaadugar - Episode 11 discussion

天幕のジャードゥーガル11話、海外「魔女って最初からシタラじゃなくてボラクチンの話だったのか」【海外の反応】

『天幕のジャードゥーガル』第11幕「不器用な石」の r/anime 話数スレを人気順で101件読んだ。人気順の先頭に立ったのは、題名の「魔女」が指しているのはシタラではなくボラクチンなのではないか、という読みだった。暗殺の計画がシタラの登場よりずっと前から用意されていて、彼女の石は引き金にすぎなかったと分かる回だからだ。

もうひとつ議論になったのが、シタラがなぜソルコクタニの前で激発したのか。怒りをぶつけられる覚悟で行ったのに相手が絶望していた——それが自分のいちばん低かった時の姿に見えた、という読み方が支持を集めた。次回が全12話の最終回にあたるため、2期を望む声も並んでいる。

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『天幕のジャードゥーガル』第11幕「不器用な石」。r/anime の話数スレを人気順で101件読んだ。次回が最終回にあたる回で、コメント欄が真っ先に持ち出したのは題名そのものへの疑いだった。

つまり『天幕のジャードゥーガル』は、最初からシタラではなくボラクチンの話だったわけだ(笑)。魔女としての彼女の経験は、まったく次元が違う。 ソルコクタニが婚約を破棄したことで、オゴデイ派との対立は間違いなく深まる。それはシタラにとって完璧に有利に働く。ここからのシタラの策謀の段階が待ちきれない。

So it turns out Jaadugar: A Witch in Mongolia was about Boraqchin all along, not Sitara, lol. Her experience as a witch is just on a whole different level. Sorghaghtani calling off the engagement is definitely going to deepen the conflict with Ögedei's faction, which works perfectly in Sitara's favor. I can't wait to see Sitara's scheming phase from here on out.

u/exRocky009

この読みを裏づけたのが、暗殺の計画がいつから存在していたかという点だった。シタラが持ち込んだ結石は、彼女が思っていたような切り札ではなく、すでに動いていた仕掛けの引き金にすぎなかったことになる。

いちばん驚いたのは、ボラクチンがこの暗殺の計画をずっと前から立てていたらしいことだ。シタラが登場するよりはるかに前から。彼女の結石は、事を動かす引き金にすぎなかった。

What surprised me most is that Boraqchin had seemingly made plans for this assassination long ago. Well before Sitara came into the picture. Her bezoar stone was merely the catalyst that set things in motion.

u/Ocixo

で、この回のいちばん深い議論が、シタラがなぜソルコクタニの前で激発したのかという点だ。使者役を買って出た時点では策略に見えたのに、結果として自分のほうが揺さぶられている。

シタラがソルコクタニへの使者役を買って出た理由がずっと分からなかった。自分は素朴に、彼女がもう次の策を巡らせているのだと思っていた。ボラクチンとの戦いで、ソルコクタニを味方につけようとしているのだと。だが実際はもっと単純だったようだ。彼女はただ、ソルコクタニが失ったものと、その人生が事実上終わったことに対して、怒り狂う姿が見たかっただけなのだ。そのうえで自分が彼女の一族に何をしたかを告げて、「復讐」を果たすつもりだったのだろう。そして面白いことに、ソルコクタニが沈み込んだ状態にあったことこそが、シタラの中の火をもう一度灯すことになる。それが今後の助けになるかどうかは、これから分かる。 ただ、この件にはもう一段の皮肉がある。シタラの目的は以前は違っていた。ソルコクタニに報いるだけでなく、モンゴル全体に報いることだったはずだ。それがトゥラゲネに立てた約束なのだから。ところが彼女は自分でも気づかないうちに、ソルコクタニとよく似た状態に陥っていた。トゥラゲネを取り戻すためなら、必要などんな代償でも払うつもりでいた。自分とトゥラゲネが、ボラクチンにもう一度挑む力をまったく失う結果になる代償ですら。だからソルコクタニがあの申し出を拒む必要があった。それによってシタラとトゥラゲネは、力を失わずに、元々やりたかったことができる別の道を見つけられるからだ。

I was wondering why Sitara wanted to be the messenger for Sorghaghtani. I naively thought she was already scheming her next plan. Trying to get Sorghaghtani as an ally in their battle with Boraqchin. But it seems, it was way more simple than that. She just wanted to see her angry and furious over what she had lost and how her life is now basically over. She probably wanted then tell Sorghaghtani what she had done to her family and therefore get her "revenge". And funnily enough, Sorghaghtani being in her depressed state is what makes Sitara light up that fire once more. If that will help her in the future or not will be seen. However, there is also a secondary irony to the whole thing. Sitara had a different goal previously. She didn't just want to get back at Sorghaghtani but the mongols as a whole. That was what she promised Töregene after all. However, without realizing, she fell into a very similar state as Sorghaghtani. In order to get Töregene back, she was willing to pay any price necessary. Even a price that would result in her and Töregene having 0 power to challenge Boraqchin again. So it was necessary for Sorghaghtani to reject the proposal, because this can allow Sitara and Töregene to find a different path where they aren't losing their powers and are able to do what they originally wanted.

u/ModieOfTheEast

同じ場面について、もう少し感情の側から書いたコメントもある。こちらの読みのほうが刺さった人も多かったようだ。

自分にとってはそこがこの回の核心だった。シタラはソルコクタニが自分に怒りを向けてくると身構えていて、自分もその怒りで応じるつもりでいた。それなのに返ってきたのは意気消沈と絶望だった。確かにそれはズムッルドとアニスを思い出させたのだろうけれど、シタラをあそこまで激発させた本当の理由は、それが自分のいちばん低かった時の姿を見ているのと同じだったからだと思う。モンゴルへの憎悪と復讐の追求で塗り固めようとし続けてきた自分。決してそうはなるまいと拒み続けている自分の姿だ。

That was my fault part of the episode. Sitara was prepared for Sorghaghtani to be angry at her and to respond with her own anger, only for her to be despondent and hopeless. Yeah it definitely reminded her of Zummurud and Anis, but I think the thing that really caused Sitara’s outburst was how it was liking looking at herself at her lowest. At the person she tried and continues to try to plaster over with her hatred for the mongols and quest for revenge against them. At the person she refuses to be.

u/CitronClassic672

この作品を何と並べて読むかという話も出ていた。今期でいちばん納得感のある比較だと思う。宮廷ものという表面ではなく、女性たちの選択肢の狭さをどう描くかという軸で並べられている。

『薬屋のひとりごと』を思い出させる。しかもそう感じるのは、舞台が東アジアの宮廷だからでも、筋に毒と薬が絡むからでも、主人公が知識のある若い娘だからでもない。 『薬屋』の強みのひとつは、女性たちの物語を見せたことだった。文化と制度が彼女たちの選択肢を狭め、妻・側室・召使い・娼婦のいずれかへと押し流していくとしても、それは彼女たちが知性や主体性や、自分自身の願いや、自分の目的を達する手立てを欠いているということではない。『ジャードゥーガル』も同じことをしていて、しかもモンゴル帝国の高位の女性たちは、当時の基準から見てさえ非常に強い権力を持っていたという利点まで加わっている。

Reminds me of the Apothecary Diaries. And I don't see this just because the setting is an imperial court of East Asia, the plot involves poisons and medicines, or the protagonist is a knowledgeable young girl. One of the strong points of Apothecary Diaries was in showing the tales of women. That just because their culture and institutions narrow their options, railroading them into becoming wives, concubines, servants or prostitutes, it doesn't mean they somehow lack intelligence, agency, personal wishes and ways to achieve their own goals. Jaadugar does the same, with the added benefit that the high ladies of the Mongol Empire were very powerful even for the standards of the era.

u/Misticsan

そして次回が全12話の最終回。当然、この話になる。原作の巻数から見て2期ぶんの蓄えはある、という指摘も同時に出ていた。

サイエンスSARU がこれの2期、あるいは劇場版だけでも通さなかったら、自分は暴動を起こす!!!!! ここまで本当に素晴らしくて、自分の生涯のアニメ10選に入る有力候補になっているくらいだ!!!!

If science saru doesn’t green light this for a second season or even just a movie, I will riot!!!!! This has been so freaking good, to the point it’s a strong contender for my top 10 anime ever!!!!

u/AppropriatFly5170new

つまり第11幕は、題名の意味そのものが引っくり返った回だった。うちの見立てだと、この作品のコメント欄はもう感想ではなく読解で、話数リアクション動画が一本も立たない作品なのに、ここだけこの密度になっているのが本当に面白い。

よくある質問

天幕のジャードゥーガル11話で「魔女」は誰を指している?
コメント欄ではボラクチンだという読みが人気順の先頭に立った。暗殺の計画が、シタラが登場するよりずっと前から用意されていて、彼女がもたらした結石は引き金にすぎなかったと分かるからだ。語義の面からの整理も出ていて、ジャードゥーガル(جادوگر)は主に「魔術師」を指す語でシタラに合うが、英題の Witch が指す振る舞いをしているのはボラクチンのほうだ、という指摘がある。魔女は複数いてもいい、という留保も付いた。
シタラがソルコクタニの前で激発したのはなぜ?
コメント欄の読みでは、シタラは相手が怒っているものと想定して行き、自分もその怒りで応じるつもりだったのに、返ってきたのが絶望だったから。そしてその姿が、自分がいちばん低かった時の自分に見えた——モンゴルへの憎悪と復讐で塗り固めようとし続けてきた、なりたくない自分の姿だ、という整理が支持を集めている。ズムッルドとアニスが絶望に沈んだ姿を思い出させた、という読みも並んだ。
この作品は海外で何と比較されている?
『薬屋のひとりごと』。舞台が東アジアの宮廷で、毒と薬が絡み、主人公が知識のある若い娘だからではなく、「文化と制度が選択肢を狭め、妻・側室・召使い・娼婦のいずれかへ押し込めるとしても、それは彼女たちに知性や主体性や願いや、自分の目的を達する手立てが無いということではない」と示す点が同じだ、という比較が出ている。そのうえでモンゴル帝国の高位の女性たちは当時の基準でも非常に強い権力を持っていた、という補足が付いた。
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