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天幕のジャードゥーガル10話、トルイの死に海外「憎んでいるし当然だと思うのに泣いた」【海外の反応】

Jaadugar: A Witch in Mongolia • Tenmaku no Jaadugar - Episode 10 discussion

天幕のジャードゥーガル10話、トルイの死に海外「憎んでいるし当然だと思うのに泣いた」【海外の反応】

『天幕のジャードゥーガル』第10幕「知恵」の r/anime 話数スレを人気順で100件読んだ。トルイが儀式の果てに死に、シタラは本を取り戻すものの、その勝利がまったく自分の手柄ではないことを突きつけられる回。

コメント欄で支持されたのは「この作品はシタラの復讐を、最初から一貫して完全な失敗として描いている」という読み。最も責任のあるチンギス・ハンは自然死し、最も直接的に彼女を傷つけたトルイも、彼女の計画とまったく無関係な事情で死ぬ。そのあいだに帝国はかつてないほど強固になっている。そのうえで「トルイを憎んでいるし当然の報いだと思っているのに、本気で泣いてしまった」という声が並んだ。

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『天幕のジャードゥーガル』第10幕「知恵」。r/anime の話数スレを人気順で100件読んだ。トルイが儀式の果てに死に、シタラは本を取り戻すものの、その勝利がまったく自分の手柄ではないことを突きつけられる回だ。

この作品が、これまでシタラの復讐の旅をどう扱ってきたかは好きだ。要するに最初からずっと、完全な失敗として描かれている。彼女の苦しみに最も責任のあるチンギス・ハンは、彼女が何もできないまま自然死した。そして今度は、彼女を最も直接的に傷つけたトルイまで、彼女とも彼女の計画とも完全に無関係な事情で死んだ。そのあいだに帝国はかつてないほど強くなっている。

I do like how this show has handled Sitara’s revenge quest so far, in that it’s been basically a complete failure from the start. Genghis Khan, the one most responsible for her suffering, died from natural causes with her unable to do anything, and now Tolui, the person who most directly harmed her, also died from circumstances completely unrelated to her and her plans. Meanwhile the empire is stronger than ever. I think Guyuk might actually have a decent relationship with his mother. He did task Qadaq with looking out for her and now trying to save her life.

u/CitronClassic672

この「勝ったのに何も得ていない」状態を、損得で整理したコメントがきつい。空虚な勝利という言い方すら生ぬるい、という立場だ。

空虚な勝利のようだ これは完全かつ徹底的な敗北だ。計画は、トルイ家に力を蓄えさせてオゴデイ家と対立させ、モンゴル帝国を内側から割って、互いに殺し合わせて崩すことだった。 起きたのはその正反対で、いまモンゴル帝国はかつてないほど強い。おまけに、彼女の唯一の腹心であり真の味方であるトゥラゲネは、オゴデイを毒殺した嫌疑をかけられて処刑の対象になっている。 本は取り戻したかもしれないし、トルイも死んだかもしれない。だが彼女の復讐計画にとって、これは恐ろしくまずい結果だった。彼女はほとんどやり直しで、しかも手がかりが無い。

But it feels like a hollow victory It is a complete and utter defeat, the plan was to have house Touli grow in power and antagonize house Ogedei fracturing the mongol empire and bringing it down from the inside as they kill each other The opposite happened and now the mongol empire is stronger than ever, plus her one and only confidant and true ally Toregene is on the books market for execution under suspicion of being the one who poisoned Ogedei She may have the book back, and Touli may be dead, but this went horribly bad for her revenge plan, she kind of has to start over again, with no leads

u/Doomroar

そのトルイの死そのものについては、複雑な反応が並んだ。ここがこの作品の厄介で良いところだ。憎むべき相手なのに、送り出し方が丁寧すぎる。

トルイの死で本気で泣いてしまった。彼のことは心から嫌いだし、当然の報いだと思っているのに。実に満足のいく書き方だ。

I genuinely cried over Tolui's death despite the fact that I genuinely hate him and think he had it coming. Very satisfying writing in this show.

u/Gentlemad

そして史実の裏取りも、この作品の恒例として今回も動いていた。作中の出来事が起きるたびに調べる人が付いている。

今回のは、シタラにとって必要な思い上がりの矯正だった。完全に手玉に取られていたことを認めざるを得なくなり、しかも気づいたときにはもう手遅れだった。さて、トゥラゲネを取り戻すために彼女に何ができるのか、そしてボラクチンにどう向き合うつもりなのか。もちろん殺人を疑う者も出るだろうけれど、その相手を見つけるのが最大の問題になる。今の状況では、帝国は以前よりさらに強固だからだ。ソルコクタニを味方につけられるだろうか。間違いなく危険な一手だけれど、この時点で彼女たちには、何かを起こすための味方が足りていない。 あと、実際の出来事(戦いや死など)が起きるたびに、自分はどこまで史実なのかを確認しているのだけれど、儀式がトルイの死の原因だという件は、実際に「記録された歴史」の一部だ。もっとも当然ながら、そのどこまでが真実かは大いに疑わしい。

Now that was a necessary humbling for Sitara. Had to realize that she was played like a fiddle and once she noticed, it was far too late. Now let's see what she can do to get Töregene back and how they want to even face Boraqchin. Of course, there are probably some people that suspect a murder as well, but finding them will be the biggest issue. Because as it stands now, the empire is even more solid than before. I wonder if they can get Sorghaghtani on their side. Would definitely be a risky move, but at this point they are lacking allies to do anything at all. Also, whenever an actual event happens (so a battle, a death etc.) I go check how much truth there is to it and the whole ritual being the cause of Tolui's death is actually part of the "recorded history". Though, of course, it is highly doubtful how much of that is true.

u/ModieOfTheEast

ボラクチンの手口についての推理も出ていた。読み方としてはかなり踏み込んでいて、毒の与え方から罪の着せ方までを一続きで説明している。

正直に言うと、トルイのことは少し気の毒に思っている。彼の第一印象がこれほど悪くなければ、もっと気の毒に思えただろう。それより彼の妻と子どもたちのほうが気の毒だ。 うまくやったな、ボラクチン。呪いがそのままトルイに返ってきただけとは思えない。彼女がトルイとオゴデイの両方に、意図的に毒を盛っていたのだろう。オゴデイへの毒を止める一方で、トルイには致死量まで盛った。そしてその罪を全部トゥラゲネに着せた。恐ろしく狡猾だ。 トルイはついに死に、シタラはついに本を取り戻した。でも空虚な勝利に感じられる。彼女が実際には何もしていないからだ。むしろ彼女はボラクチンの駒になっていた。最悪の場合、トゥラゲネと一緒に沈んでいた。幸いそうはならなかった。トゥラゲネも彼女を売らなかった。せめてシタラが本を取り戻せるように、嘘をついてくれた。シタラが気づけたことが本当に良かった。まだ終わっていない。彼女にはまだやるべきことがある。トゥラゲネを救うことだ。

Ngl, I kinda feel bad about Tolui. If my first impression of him wasn't so bad, I probably would've felt more bad. I feel worse about his wife and kids tho. Well played, Boraqchin. I doubt the curse just came back to haunt Tolui. She's probably the one who deliberately poisoned Tolui and Ogedei. She probably stopped giving Ogedei poison while spiking Tolui to a deadly amount. And she probably put all that blame on Toregene. She's insanely cunning. Tolui is finally dead, and Sitara finally got her book back. But it feels like a hollow victory. Because she didn't really do anything. If anything, she became Boraqchin's pawn. Worst case, she would've gone down with Toregene. But thankfully that didn't happen. And Toregene didn't sell her out either. She made up a lie so Sitara would at least get her book back. I'm so glad Sitara had a realization. It's not over yet. She still has something to do. Save Toregene. So, Guyuk is Toregene's firstborn son, huh? As Ogedei's son, he could be the next Great Kha'an. But I'm sure there's a huge competition. Even that short wife has children. And Guyuk being so paranoid doesn't bode well. I doubt his relationship with his mother is all that great either, considering she didn't seem to care much about the Mongols after losing her old husband and children. Great episode. Can't wait for more.

u/khanvau

そして、この回でいちばん支持されたのが人物の書き方についての評だった。この作品の核心を突いていると思う。

シリーズの冒頭で、主人公の人生を破壊し物語を始動させる人物として導入された相手を、本当に好ましく、身近な人々にとっては全面的に良い人物に見える存在にまで持っていくのは、相当に見事な人物造形の腕が要る。この物語の登場人物全員について、自分が好きなのはそこだ。壮大な策謀や征服や国づくりに関わっていながら、全員がとても普通で人間的に感じられる。ソルコクタニは恐ろしく鋭くて、宮廷の駆け引きも人並み以上にこなすけれど、同時にトルイを心から愛していて、彼の死に打ちのめされていた。ボラクチンとオゴデイについても、もっと母性的な意味で同じことが言えるし、大ハンであるオゴデイですら、最後の最後まで弟を本当に大切に思っていた。 政治劇や宮廷劇の多くが取りこぼしているのは、そこだと思う。登場人物は、その精緻な計画や策略そのものではない。彼らは人でもあるということ。

It takes really impressive character writing to make the character who we’re introduced to at the start of the series by destroying the MC’s life and kickstarting the plot into someone genuinely likable and someone who seems like an all around good guy to those close to him. That’s something I like about all the characters in this story so far. Despite all the grand schemes, conquest, and nation building they’re involved in they all feel very normal and human. Sorgaghtani is incredibly sharp and doing her fair share of court intrigue, but also genuinely loved Tolui and was distraught at his death. Same with Boraqchin and Ogedei, though in a more maternal sense, and even through Ogedei, the Great Kahn, and how much he genuinely cared for his brother all the way to the end. I think that’s something a lot of political/court intrigue stories can miss. That the characters aren’t just their elaborate plans and schemes, they’re people too.

u/CitronClassic672

つまり第10幕は、主人公の復讐が「間に合わなかった」ことを確定させた回だった。うちの見立てだと、この作品が特別なのは、憎むべき相手の死をちゃんと悲しませてくるところだと思う。コメント欄がそれを自覚しながら泣いているのが、いちばんの証拠だ。

よくある質問

天幕のジャードゥーガル10話でシタラの復讐はどうなった?
完全な失敗として描かれている。最も責任のあるチンギス・ハンは自然死し、彼女は何もできなかった。そして最も直接的に彼女を傷つけたトルイも、彼女の計画とはまったく無関係な事情で死ぬ。そのあいだに帝国はかつてないほど強固になった。当初の計画はトルイ家を伸長させてオゴデイ家と対立させ、内側から帝国を割ることだったのに、その正反対が起きたうえ、唯一の腹心であるトゥラゲネがオゴデイ毒殺の嫌疑で処刑の対象になっている——という整理が支持された。本は戻り、トルイも死んだが、手がかりの無いところからやり直しだ、という読みだ。
トルイの死はどう受け止められた?
複雑な反応が並んだ。「彼を心から憎んでいるし、当然の報いだと思っているのに、本気で泣いてしまった。実に満足のいく書き方だ」という声が代表的。オゴデイの夢の中で兄のために自らを差し出す姿が描かれたことについて、「モンゴル側の数々の非道にもかかわらず、兄弟の絆はずっと優しくて心に残るものだった。あの場面は心が温まると同時に、胸が張り裂けるようだった」と書かれている。なお、儀式が死因であるという筋立てが「記録された歴史」の一部だと自分で調べて確認した人もいる(ただし本人も、それがどこまで事実かは大いに疑わしいと注記している)。
この作品の人物の書き方はどう評価されている?
この回でいちばん支持された論点。「主人公の人生を破壊して物語を始動させた人物として導入された相手を、本当に好ましく、身近な人々にとっては全面的に良い人物だと思えるところまで持っていくのは、相当に見事な人物造形だ」という評が出た。そのうえで「壮大な策謀や征服や国づくりに関わっていても、全員がとても普通で人間的に感じられる。ソルコクタニは恐ろしく鋭く宮廷の駆け引きもするが、トルイを心から愛していて彼の死に打ちのめされていた。政治劇の多くが取りこぼすのは、登場人物が精緻な計画や策略そのものではなく、人でもあるという点だ」と論じられている。
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天幕のジャードゥーガル9話、海外「シタラは3歳の天才棋士がカスパロフと当たった状態」【海外の反応】

ボラクチンを侮るべきではなかった。シタラは政治的な駆け引きを全部読み切ったつもりでいて、実際には完全に手玉に取られていた。トゥラゲネを(そして二人の復讐を)支えるはずだった最後のジャダの石を、そもそもの原因を作った相手を救うために渡すとき、彼女の敗北の表情が文字どおり見て取れる。

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