領民0人スタートの辺境領主様11話 海外「一番リアルな部分」【海外の反応】
The Frontier Lord Begins with Zero Subjects • Ryoumin 0-nin Start no Henkyou Ryoushu-sama - Episode 11 discussion
『領民0人スタートの辺境領主様』第11話で、ディアスが妻のアルナーに主導権を渡していることを咎められる場面があった。r/animeの話数スレを人気順に81件読むと、この一点にコメントが集中していて、しかも全員がディアス側に立っている。『妻のことが好きな男に会ったことがないのか、この作品で一番リアルなのはそこだ』という書き込みが議論の口火を切った。
理由づけも実務的だ。その土地で生まれ育ったのはアルナーのほうで、ディアスは殴ることを生業にしてきた都会の人間なのだから当然だ、という指摘が並ぶ。そこから鬼人族と王国で成人年齢が違うという設定の読み解きに移り、ディアスが結婚を先延ばしにしている理由は王国の法と亡き両親の教えであって、そこだけは誰のためにも曲げない男なのだ、という人物評に着地した。
領民0人スタートの辺境領主様の11話。作中で「領主のくせに妻に仕切らせるとは何事か」と咎められる場面があって、r/animeの話数スレ81件はほぼこの一点に集まっていた。しかも全員がディアスの味方だった。
“「領主ともあろう者が、妻にあそこまで仕切らせるとはどういうことだ?」 兄弟、妻のことが好きな男に会ったことがないのか? この作品で一番信じられるのがそこなんだよ(笑)。あとアルナーは柔らかく見せる気すら無いんだから、そりゃ仕切るに決まってる。”
"What kind of domain lord lets his wife run the show like that?" brother have you met a man who likes his wife before? this is the most believable part of the show lol. also Alna doesn't even try to be soft, ofc she runs shit.
ノリで擁護しているだけかと思いきや、理由づけがちゃんと実務的なのがこの作品のスレらしいところ。誰が何をできるかで役割が決まっているだけ、という整理が入る。
“それに、あそこは彼女の土地で、彼女は生涯そこで暮らしてきた。彼のほうは、殴ることを生業にしてきた都会の人間だぞ。”
Also, it's her area, she's lived there her whole life. He's a city guy who hit things for a living.
そこから話は、この作品の設定でよく質問が出るところへ移っていく。アルナーの年齢と、二人がまだ正式に結婚していない理由。作中では説明が薄い部分を、スレが埋めにいく流れになった。
“あの場面と、ディアスに対する彼女の成熟した振る舞いを見ると、なぜ作者が彼女を十代に設定したのかが気になる(16歳くらいだよね?)。 単に結婚を先送りにするためかな?”
With that scene and how mature she is when dealing with Dias, I wonder why the author decide to give her teen age (she's like 16, right?). Maybe just to delay them consuming their marriage?
“彼女は現在15歳で、鬼人族の社会ではそれが成人の年齢だ。 これは鬼人族の社会と王国の間にある様々な文化の違いを示すためだと思う(ヨーロッパの歴史でも、この2000年で成人年齢は文化によって12歳から23歳まで幅があった)。遊牧的で部族的な社会は、多産と人口増を重んじるぶん成人年齢が早くなる。一方でその文化は、王国のような定住した確立された社会ほど硬直的ではない。前回の回で示されたトランスジェンダーの扱いの点でもそうだ。”
She's currently 15, which is adult age in Onikin society. I think it was done to illustrate the various cultural differences within Onikin society and the kingdom (even in European history age of adulthood varied from 12 years in some cultures to 23 over the past 2000 years), where a nomadic and more tribal society would have an earlier age of majority due to valuing fertility and population growth, but their culture is also not as rigid as a more sedentary and established society such as the kingdom in regards to transgender issues (as established in the previous episode).
で、待っている理由はアルナー側ではなくディアス側にある、というのがスレの結論だった。ここの整理が今回いちばんきれいで、そのまま主人公の人物評にもなっている。
“現実世界の事情はさておき、ディアスにとってそれが重要なのは、彼の王国の法が定めた婚姻の最低年齢だからだ(亡くなった両親に叩き込まれた教えは言うまでもない)。 これは物語全体の前提に繋がっている。ディアスは強い規範を持った素朴な男で、名目上の貴族として名ばかりの支配権しか持たない異郷に暮らしている。彼は誰のためにも自分の芯を曲げない。まして自分の欲望を満たすためになど、絶対に曲げない。”
Setting aside real-world considerations, it matters to Dias because it's the minimum age for marriage that his kingdom's laws have set (to say nothing of the teachings ingrained into him by his now deceased parents). This ties in to the entire premise of the story, which is that Dias is a simple man with a strong moral code living in a strange land that's only nominally under his control as a titular noble. He won't bend his core beliefs for anyone, much less to fulfill any of his own personal desires.
ちなみに今回は喋る羊も出てくる。この作品、そういうところの説明を一切しないまま淡々と進むのが良いんだよな。
“まあ公平に見て、羊が急に話しかけてきたら自分も恐怖で叫ぶと思う。”
To be fair, I'd scream in fear too if a sheep suddenly started talking to me.
そして、この村を実際に動かしているのは領主でも妻でもない、というのがスレの共通見解だった。
“彼女には3つの目標がある。 鬼人族の存続と暮らしを守ること。後継者を育てること。ディアスとアルナーをくっつけること。そしてそのためなら、彼女は何でもやる。”
She has three goals: The preservation and livelihood of Onikin. Mentoring a successor. Dias and Alna banging. And she will do anything to see them achieved.
3つ目だけ明らかに毛色が違う。領主が妻に仕切られているどころか、その妻ごと上から仕切られているのが、この村の実情らしい。冒頭の「領主のくせに」という咎めが、いよいよ的外れに見えてくる。
よくある質問
- 領民0人スタート11話で海外が一番反応したのは?
- ディアスが妻のアルナーに主導権を渡していることを咎められる場面。スレでは咎めた側が総攻撃を受けていて、『妻を好きな男に会ったことがないのか、この作品で一番信じられる部分はそこだ』という反応が並んだ。
- アルナーが仕切っているのはなぜ?
- スレの説明では実務的な理由がある。その土地で生涯を過ごしてきたのはアルナーのほうで、ディアスは殴ることを生業にしてきた都会の人間だから、という指摘が出ている。
- ディアスが結婚を先延ばしにしているのはなぜ?
- スレでは、王国の法が定める婚姻年齢と、亡くなった両親から叩き込まれた教えのためだと説明されている。名目上しか支配していない異郷で、強い規範を持った素朴な男が、自分の欲のためにその信条を曲げない、というのが作品の前提だという読みが支持されている。
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コメント 1341 件- コラムアニメr/anime(朝日新聞の鈴木敏夫インタビューをAUTOMATON WESTが英訳した記事のスレッド)
ジブリ風AI画の海外の反応。鈴木敏夫Pが取材を全部断っていた理由と、宮崎駿の生命に対する冒涜がいまも誤解されている話
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