攻殻機動隊4話 海外ファン「これは現代の話だ」【海外の反応】
HUMANOID RIGHTS ?! The Ghost In The Shell Episode 4 Reaction

『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』第4話の海外リアクション動画に、英語コメント22件。総意は原作再現度の高さで、最上位(12いいね)は感想ではなく、少女の脳を写した人型ロボットが権力者への賄賂に使われる筋書きへの重い読みだった。
『2004年の劇場版イノセンスと同じ原作の章を参照している』という指摘(10いいね)にコメント欄は素直にうなずき、原作既読勢からは続編の漫画化を望む声まで出た。一方で意見が分かれたのは公安9課の“冷たさ”で、『この部隊、子供を気にかけてない』という不満に対し、『あの状況で子供を国に引き渡せば同じ地獄に戻るだけ、逃がしたこと自体が救いだった』という長文の擁護が付いた。
『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』第4話は、タイトルからして「HUMANOID RIGHTS ?!」。人型ロボットの闇を正面から扱う回で、英語コメントは22件とやや静かめだけど、内容は粒ぞろいだった。まず伸びたのは、単純な満足の声だった。
その“両方”というのは、原作再現度の話。今回はもう一段深く踏み込んだ比較まで出た。
“このエピソードと2004年の劇場版『イノセンス』は、どちらも原作の同じ章を参照している。今回は原作に忠実なアダプテーションで、劇場版のほうはもっと解釈寄り――押井守監督の色がかなり強く出た作品だ。 正直、『イノセンス』は過小評価されてる映画だと思う。まだ見てないなら、2回見ることをおすすめする。2回目のほうがさらに味が出てくるタイプの映画だから。”
This episode and the 2004 film Ghost in the Shell 2: Innocence both draw from the same section of the original manga. The episode is a faithful adaptation, while the film is more of an interpretation — very much a work shaped by its director, Mamoru Oshii. And honestly, Innocence is an underrated film. If you haven't seen it, I recommend watching it twice. It's the kind of movie that becomes even more rewarding on a second viewing.
そのうえで、内容そのものへの一番重い読みに12いいねが集まった。
“サイバーパンク・ノワールな回として本気で好き。ただ、これはかなりエグい話だった。少女の脳を人型ロボットにコピーして、それを何度も繰り返して元の子の心を消してしまう……そのロボットが権力者への賄賂として贈られてる? どこかの島の話を思い出すな……。 面白いのは、この回がバトーと少佐を通じて、今で言う“自己破壊的な共感”への批判をかなり前面に出してること。加害者が人を殺したという事実より、その加害者が公正に優しく扱われるかのほうを気にする、というやつ。今の移民問題なんかを巡って一部の人が言ってることにも当てはまる気がする。考えさせられるね。”
Definitely love the cyberpunk noir episode this was. But man, that was some fucked up stuff: copying the brains of little girls into sex robots, enough times that it wipes the mind of the original kid.... and those robots gifted to people in power for corruption? Kinda reminds me of a certain island.... It's also interesting how much this episode highlights Batou's and the Major's criticism of what today we would call "self-destructive empathy". Where people are more concerned about the treatment of the people committing crimes being fair and kind, than the fact they killed people. I feel like that could be applied to what some people are expressing nowadays with immigration etc. Very interesting stuff to reflect on.
重い話の後ろで、単純な満足の声もちゃんと並ぶ。
評価が割れないぶん、原作既読勢の期待も先へ先へと伸びていく。
“ここは原作をよく再現してた。すごく面白い回で、Freshestが言う通り探偵ノワールっぽさもあった。このシリーズがちゃんと当たって、続編の『攻殻機動隊2 マンマシンインターフェース』までアニメ化してくれることを本気で願ってる――あっちはアニメのほうが逆に理解しやすいかもしれない。今回出てきたアダムやリンク(あとゴスレイン)みたいな名前は、イーアンド・バインダーの『アダム・リンク:ロボット』みたいな黄金期アメリカSFへの意図的なオマージュだ(バインダーはスーパーガールを生んだ有名な漫画作家でもある)。”
They adapted the manga well here; this was a very interesting episode, and as Freshest says, had a bit of a detective noir feel. I really hope this series does well enough that they'll adapt the sequel, Ghost in the Shell 2: Man-Machine Interface -- which might be easier to understand as an anime... Several of the names in this episode, e.g., Adam and Link (and also Gossleyn) are deliberate referencese to classic golden age American science fiction stories about robots, such as Eando Binder's Adam Link: Robot. (Binder was also a famous comic book writer, e.g., creating Supergirl)
細部を数え上げる人まで出てくる。原作との違いをここまで律儀に拾うの、あの部隊みたいな几帳面さだよね。
そして今回、本気で意見が割れたのはここだった。あの部隊は子供に冷たいのか、どうか。少佐が新兵に浴びせた『施しは無い』という演説と、バトーが誘拐された子供たちを叱りつける場面が、真っ二つの読みを生んだ。
“おいおい、この部隊、マジで子供を気にかけてないだろ😭 少佐は洗脳労働キャンプから解放されたばかりの子供たちに『施しなんて期待するな』みたいな演説をぶつし、バトーは誘拐された子供たち(放っておけば徐々に心を削られて殺される運命だった)を、その行動が他人を(しかもわざわざ“VIP”を)危険にさらしたって理由で叱りつけてた。”
Bro, this squad does not care about kids 😭 Major went off on a spiel about how they shouldn't expect handouts after just being freed from a brainwashing work camp, and Batou was scolding a pair of kidnapped children (who would have had their minds steadily degraded until they were killed) because their actions put others (he also made sure to specify VIPs) at risk.
“いや、少佐が言いたかったのは、あの子たちを国に引き渡したところで同じような地獄に逆戻りするだけってことだと思う。少佐たちがあの子らを引き取れないのは、いろんな規則に抵触するからだろうし、しかもあの子たちは日本国籍ですらない。少佐は『世界は残酷だ、施しなんて無い』と伝えてただけ。つまり、あの場所に残された子供たちは自分たちで何とかするしかなかったってこと。逃げ出したあの子が、あの工場を仕切ってたように見えるのもそのせいだ。 バトーは、人を殺すのは間違いだし自分たちも面倒に巻き込まれるって伝えようとしてただけ。 冷たいのは部隊じゃなくて社会全体なんだよ。最初の話数で当局に突き出さなかった時点で、他に誰も救ってくれない以上、自分の力で生き延びるチャンスを彼らに与えてたんだ。”
Well Major was pointing out that if they turned the kids back over to the state they end up back in a similar hello hole place. Major and squad can't take them in that violate all sorts of rules one can assume on that especially as these kids not from Japan citizenship what they were offering the kids if they worked hard. Major telling kid it a very cruel world and there are no handouts around. So as can be inferred that kid and the rest of the kids in that location were left to run it for their own selfs. Thus the escape kid seamed to be running that factory. Batou was trying to get idea murder was wrong also it would get them in trouble. It not the squad being uncaring about kids it that whole society. By not turning the kids in the first episode into the authoriities they were giving them a chance to save themselves as no one else was going to do it.
誰も完全には間違っていなくて、誰も救われた気がしない。この後味の悪さこそ攻殻機動隊なんだよね。原作の変更点を几帳面に数える人がいるくらい、この作品のコメント欄は目が肥えてる。次はどのエピソードが原作の何章を映すのか、答え合わせ班はもう待機してる。
よくある質問
- 攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL 第4話はどんな回?
- コメント欄で語られている範囲では、人型ロボットの闇を扱うノワール調の回。誘拐された子供の脳をコピーして作られた人型ロボットが、権力者への賄賂として使われていたという筋書きで、公安9課がその子供たちの扱いを巡って動く。
- 海外の反応で原作との比較はどう語られている?
- 『2004年の劇場版イノセンスと今回のエピソードは同じ原作の章を参照しているが、今回のほうが原作に忠実で、劇場版は押井守監督色の強い解釈だ』という整理が支持を集めている。原作既読勢からは、続編にあたる漫画『マンマシンインターフェース』のアニメ化を望む声も出た。
- 海外の意見が割れた点は?
- 公安9課の子供への態度。『この部隊は子供を気にかけていない』という不満に対し、『あの状況で子供を国に引き渡せば同じ場所に逆戻りするだけで、逃がしたこと自体が精一杯の救いだった』という反論が付いた。
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コメント 101 件 - #攻殻機動隊
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コメント 610 件
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コメント 946 件- コラムアニメr/anime(朝日新聞の鈴木敏夫インタビューをAUTOMATON WESTが英訳した記事のスレッド)
ジブリ風AI画の海外の反応。鈴木敏夫Pが取材を全部断っていた理由と、宮崎駿の生命に対する冒涜がいまも誤解されている話
ジブリのプロデューサーの鈴木敏夫さんが、ジブリ風AI画像が出回っていたころの取材依頼をぜんぶ断っていた。どうせ飽きるから、というのがその理由で、朝日新聞のインタビューでそう話している。この記事が英語になってr/animeに貼られた日、僕は荒れるほうに賭けていた。開いたら、上から下までほぼ全員が同意していた。毎晩コメント欄を訳している側として、この全面同意のほうに驚いた。ここでは、その日のスレで実際に何が言われていたか、英語圏のファンがAI製のものを指して使うslopという言葉、そして宮崎駿さんの生命に対する冒涜がいまも誤解されたまま出回っている件を、順番に書いていく。