ここ俺9話、海外「これは準備なしでTRPGをアドリブで回してるGMだ」という評が刺さる【海外の反応】
I Became a Legend After My 10 Year-Long Last Stand • Koko wa Ore ni Makasete Saki ni Ike to Itte kara 10-nen ga Tattara Densetsu ni Natteita. - Episode 9 discussion

『ここ俺』第9話「闇に潜む魔獣たち」の r/anime 話数スレを人気順で68件読んだ。人気順の先頭に立ったのは、この作品の手触りを一発で言い当てた比喩だった。よくある自己投影型の最強ものを期待して観始めたら、出てきたのは「お気に入りのプレイヤーがいて、事前準備をまったくせずアドリブで回している、経験の浅いGM」だった、というものだ。
そこから『ロードス島戦記』や『ゴブリンスレイヤー』といった、卓上ゲームの卓を出自に持つ作品の系譜へ話が広がった。一方で不満も出ていて、吸血鬼が毎回出てくることと、オープニングとエンディングにいる眼鏡の女性の登場をここまで引っ張っていること——しかも同じ泣いている場面を繰り返すだけ——が具体的に指摘されている。
『ここ俺』第9話「闇に潜む魔獣たち」。r/anime の話数スレを人気順で68件読んだ。この回のスレの先頭に立ったのは、感想というよりこの作品の手触りそのものを言い当てた比喩だった。
“この作品を観始めたとき、自分はよくある自己投影型の最強ものを期待していた。実際に出てきたのは、お気に入りのプレイヤーがいて、事前の準備をまったくせず全部アドリブでTRPGを回している、経験の浅いGMだった。”
When I started this show I was expecting the usual self insert power fantasy. What I got was an amateur GM running a TTRPG with a favored player and no game prep, all adlib.
どちらとも取れる言い方なので突っ込まれていたが、ちゃんと褒めていた。しかも褒め方が具体的なのが良い。この作品の「無茶の投げ方」に加減があるという指摘だ。
“今のところ楽しんでいる。毎回、次から次へと変化球を投げてくるけれど、他の「うちの作品のタイトルはお前の作品より長い」系のライトノベル原作みたいな過剰なやり方ではない。 この作品は、無茶をこちらに投げつける加減が慎重だ。流れに滑らかさがある。”
I've been enjoying it thus far. Each episode just throws one curveball after another but not in the overdone way that other My Show's Title is Longer Than Your Show's Title light novel adaptations do it. This show is judicious with how it flings its bullshit at you. There's a smooth flow to it.
この比喩から、卓上ゲームの卓を出自に持つ作品の系譜という話に広がったのが面白かった。日本の作品でその流れを担ってきた顔ぶれが、そのまま並んでいる。
“確かに。ロードス島戦記が最初で、『ゴブリンスレイヤー』も同じ系統(ソード・ワールド)から来ている。他にもいくつかあるはずだ。サブジャンルという言い方が合っている。”
True. Lodoss War was the first, Goblin Slayer pulls from the same system (Sword World) and I'm pretty sure there are a couple others. Subgenre fits.
一方で不満もはっきり出ていた。まず吸血鬼が毎回出てくること。ここは怒りではなく笑いに変わっていて、コメント欄が勝手にネタとして転がしている。
“それが吸血鬼の勝ち方なんだよ。こちらが飽きて気にしなくなるまで、ひたすら現れ続ける。不死なんだから、長期戦を打てるわけだ。”
That's how vampires win. They keep showing up till you're too bored to care about them. Since they're immortal they can play the long game.
もうひとつが、オープニングとエンディングにいる眼鏡の女性の扱いだ。ここは不満というより、具体的な改善案が出ていた。
“もし本当に彼女を早めに「登場させたい」なら、新しい文脈もなく同じ場面を使い回すより、はるかに良いやり方が必要だ…… 何かしら与えてほしい。登場人物のほうが名前に心当たりを持てるような何かも含めて。たとえば……彼女は、あの取り下げられた依頼の行方不明者の一人なのか? せめて名前を出してくれれば、彼らが近づいたときに登場人物のほうが彼女を認識できる。 そうでないと、我々観客のほうが登場人物より多くを知っているという、奇妙な断絶が残るだけだ。”
If they really wanted to "introduce" her sooner, they REALLY need to do a better job than the same reused scene without any new context... They gotta give us SOMETHING, including something for the characters to recognize the name from. Like... is she one of the missing persons from that withdrawn request? At least give us their names, so that the CHARACTERS can recognize her as they get close. Otherwise, it's just this weird disconnect where we, the audience, know more than the characters.
この「軽さ」自体が支持されている理由になっているのも、この作品らしいところだ。今期の他作品と比べる形で、はっきり言葉にされていた。
“正直なところ、この手の作品は、多くのファンタジーもののように5分おきに性暴力の話が出てこないほうがずっと楽しめる。こういうものが好きな理由は、たいてい先が読めて、危険度が低くて、軽いからだ。それなのに、わざわざ嫌なことを差し込んでくる作者が多い。 『落第賢者の学院無双』は、そういうことが起きかける展開ばかりだ。『骸骨騎士様』も同じ。”
Tbh these shows are far more enjoyable when you don’t have some form of sexual assault being talked about every 5 minutes like in alot of these fantasy shows. Like the reason I like this stuff is because it’s usually predictable, low risk, and lighthearted but a lot of authors still choose to insert random bad stuff happening anyway. Like the from overshadowed to over powered is full of this sort of shit almost happening multiple times. Same with skeleton knight.
つまり第9話は、作品の性格そのものが言語化された回だった。うちの見立てだと、この作品は「準備なしのアドリブGM」という比喩が出た時点で、海外のコメント欄での立ち位置が確定したと思う。褒め言葉として機能しているのが強い。
よくある質問
- ここ俺9話で人気順の先頭に立ったコメントは?
- この作品を卓上ロールプレイングゲームに喩えたもの。よくある自己投影型の最強ものを期待して観始めたら、出てきたのは「お気に入りのプレイヤーがいて、事前準備をまったくせずアドリブで回している経験の浅いGM」だった、という評だ。本人によれば褒めていて、毎回変化球が飛んでくるものの、他の長いタイトルのライトノベル原作のような過剰なやり方ではなく、無理を投げてくる加減が慎重で流れが滑らかだという。
- その比喩からどんな話に広がった?
- 卓上ゲームの卓を出自に持つ作品の系譜へ。『ロードス島戦記』が最初で、『ゴブリンスレイヤー』も同じソード・ワールドの系統から来ている、という整理が出た。『ダンジョン飯』はどちらかといえばコンピュータゲーム(ウィザードリィ)寄りだが卓上の影響も入っている、という補足も付いている。当のコメント主は「自分は自分の卓の経験から言っただけで、これがジャンルとして成立するほど作品があるとは知らなかった」と返していた。
- 不満として挙がっているのは?
- 2つある。ひとつは吸血鬼が毎回出てくること。「今度こそ意味があるかのように毎回積み上げておいて、結局吸血鬼が転がされて、また影に潜む吸血鬼へ戻る」という書き方で、「登場人物がわずかでも不都合に遭ったら吸血鬼の仕業だと思うことにした」という冗談が続いた。もうひとつが眼鏡の女性の登場をここまで引っ張っていること。同じ泣いている場面を新しい文脈も無しに繰り返すだけなので、せめて名前を出して登場人物の側が彼女を認識できるようにしてほしい、視聴者だけが登場人物より多くを知っている状態が奇妙だ、という具体的な指摘が出ている。
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コメント 1341 件- コラムアニメr/anime(朝日新聞の鈴木敏夫インタビューをAUTOMATON WESTが英訳した記事のスレッド)
ジブリ風AI画の海外の反応。鈴木敏夫Pが取材を全部断っていた理由と、宮崎駿の生命に対する冒涜がいまも誤解されている話
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