天幕のジャードゥーガル6話、チンギス・ハンの顔を出さない演出に海外「彼に顔は要らない」【海外の反応】
Jaadugar: A Witch in Mongolia • Tenmaku no Jaadugar - Episode 6 discussion

『天幕のジャードゥーガル』第6幕「メルゲンの民」の r/anime 話数スレを人気順で101件読んだ。人気順の先頭に立ったのは、この作品がチンギス・ハンの顔を一度も映さないという演出への評価だった。
史実の裏取りまで進んでいるのが面白いところで、彼が生前は自分の肖像を絵にも彫刻にも許さず、孫の代になって初めて肖像が作られたこと、埋葬地が今も公開されていないことがコメント欄で共有されている。もうひとつ盛り上がったのがダイルの儀式の場面で、声優が実際にシャーマンの憑依儀礼の映像を見せられ、収録日にはスタジオへ伝統的な太鼓が持ち込まれたという制作側の話が引かれた。
『天幕のジャードゥーガル』第6幕「メルゲンの民」。r/anime の話数スレを人気順で101件読んだ。この回でコメント欄が真っ先に語ったのは、物語ではなく演出の一点だった。チンギス・ハンの顔が、この作品では一度も映らない。
“このアニメでチンギス・ハンの顔が一度も映されないという発想が本当に好きだ。007の映画で女王が映らないのや、『ロード・オブ・ザ・リング』でサウロンが映らないのと似ていて、彼の神のような威圧と、モンゴル人に崇拝されているかのような感覚、そして不可侵性を強めている。 ダイルが儀式を行って不死鳥になる(泣ける)あの場面は、映画を観ているのかと思うほど完璧に作られていた。 シタラ/ファーティマとトゥラゲネの共闘が始まった今、この面々がモンゴル帝国に影響を与えるどんな嵐を起こすのかが楽しみだ。女たちの力!”
I really like the idea that Genghis Khan's face is never shown in this anime. Similar to how the Queen is not shown in 007 movies, or Sauron in LOTR, it adds to his god-like aura, as if he is worshipped by the Mongols, and his invincibility. That scene when Dayir performed his ritual and becomes a phoenix (crying) is so perfectly done as if we are watching a movie. Now that the team-up between Sitara/Fatima and Toregene has begun, I wonder about the things our team will come up to create a storm that will affect (?) the Mongol Empire. Women power!
この演出の読み解きが、そのまま史実の裏取りに発展したのがこのスレの面白いところだ。演出上の効果と、実際にそうだった理由が両方そろっている。
“この回では顔も、彼の本名と同じ扱いだった——つまり、自分はもう忘れてしまったということだ。チンギス・ハンの伝説は、彼の肉体に関する何ものをも超えている。彼は人ではなく、純粋な力と征服の象徴だ。彼に顔は要らない。”
The face is the same as his real name this episode, in that I already forgot it. The legend of Genghis Khan supersedes anything flesh and bone about him. He's not a person, he is a symbol of pure power and conquest. He doesn't need a face.
そしてもうひとつ、この回の目玉であるダイルの儀式の場面。コメント欄が制作側の裏話を持ち寄って、そのまま作りの解説になっていた。
“待ちきれない! ダイル役の石田彰さんが、シャーマンの憑依儀礼の参考映像を見せられたこと、そして収録当日にはスタジオへ伝統的な太鼓が持ち込まれたことを話していた! この作品の舞台裏の話を読むのが本当に好きだ。 この回のスタッフ表。絵コンテに安藤雅司、原画のひとりに井上俊之という大きな名前が入っている!”
I can't wait! Dayir's VA, Akira Ishida, said that he was introduced to reference footage of shamanic trance rituals and that on the day of recording, traditional drums were brought into the studio! I love reading the behind-the-scenes stuff for this series. Staff list for this episode. Some big names like Masashi Ando for storyboard and Toshiyuki Inoue as one of the key animators!
画風についても、この回で決着がついたという声があった。絵本のような絵と血なまぐさい物語という組み合わせは、当初かなり賛否があったところだ。
“このシリーズにおけるサイエンスSARUの画風の選択には、自分はずっと納得していた。自分の中では、絵本のような画風と血に濡れた物語は両立している。 そのうえで、ダイルの幻視の場面は、この画風がこの作品にとって完璧であることの決定的な証明だと思う。”
I have been fine with Science Saru's choice of art style for this series; in my mind the picture-book style coexists with the blood-soaked narrative. But on top of that, Dayir's vision quest sequence is an absolute proof for me that the art style is perfect for this.
物語の側で議論になったのは、シタラとトゥラゲネの並行構造だった。二人とも自由ではなかったのに、愛されてはいた。
“シタラもトゥラゲネも、モンゴルが来たときには自由な身ではなかったというのが興味深い。社会的な地位は向上したと論じることもできる。だが自由でなかったあいだ、彼女たちは愛していたし、愛されてもいた。これが物語について何を語っているのかは分からない。帝国の奥深くまで入り込むには強すぎてはいけないという要請なのか、それとも愛というものの奇妙な性質についての何かなのか。”
It's interesting how both Citara and Toregene weren't free when mongols came. One could argue that their social standing improved. But while unfree, they loved and were loved back. Not sure what it tells us about the story. Is it just a requirement to not be too powerful to be able to get deep into the empire, or is there some message about weird nature of love?
そしてオゴデイという人物の掴みどころのなさが、この回で一段はっきりしてきたという指摘も出ている。
“オゴデイという人物をどう捉えればいいのか、ますます難しくなっている。 彼は必ずしも悪意のある人間には見えないのに、その行動と言葉はときどき少しずれて感じられる。ダイルを別の方法で殺すべきだったと、ほとんど示唆しているように見えた場面のように。”
I’m finding it increasingly difficult to gauge Ögedei’s character. He doesn’t appear to be necessarily mean-spirited, but his actions and words do feel a little off at times. Like how Ögedei almost seemed to suggest that he should’ve killed Dayir in a different manner.
つまり第6幕は、演出と制作の話でここまで盛り上がれる作品なんだと再確認する回だった。うちの見立てだと、この作品のコメント欄は今期でいちばん「作り手の仕事」を見ている。話数リアクション動画が立たない作品なのに、Reddit ではこの密度になるのが面白い。
よくある質問
- 天幕のジャードゥーガルはなぜチンギス・ハンの顔を映さない?
- 作中では説明されないが、コメント欄では演出意図と史実の両面から読まれている。演出としては、顔を出さないことで神のような威圧と不可侵性が生まれる、という受け止め。史実としては、彼が生前は自分の姿を絵にも彫刻にも描かせず、孫の代になって初めて肖像が作られたこと、埋葬地の正確な場所が今も伏せられていることが共有されている。「チンギス・ハンの伝説は彼の肉体に関する何ものをも超えている。彼は人ではなく、純粋な力と征服の象徴だ。顔は要らない」という書き方が代表的だった。
- ダイルの儀式の場面はどう作られた?
- コメント欄で制作側の情報が共有された。声優がシャーマンの憑依儀礼の参考映像を見せられ、収録日にはスタジオへ伝統的な太鼓が持ち込まれたという。音響側からは、太鼓の皮が動物の皮であるため状態の維持が大変で、収録中は除湿機を全開にし、ヒートガンで皮を乾かしたり、張りが強くなりすぎたら軽く霧を吹いたりしながら深夜まで録っていた、という話も引かれている。絵コンテに安藤雅司、原画に井上俊之が入っていることも指摘された。
- シタラとトゥラゲネの関係はどう読まれている?
- 並行構造として読まれた。モンゴルが来る前、二人とも自由ではなかったのに、愛し愛されていた——という指摘が出発点。シタラについては、ファーティマが彼女を実の娘のように思っていたので形式上の奴隷にすぎなかったこと、それでもシタラが今もファーティマを主人と呼び続けることが議論になっている。「主人が死んだだけでなく、自分が知る唯一の母が死んだのだと受け入れることは、傷を開き直すことになる」という読みが支持された。
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“この作品が、これまでシタラの復讐の旅をどう扱ってきたかは好きだ。要するに最初からずっと、完全な失敗として描かれている。彼女の苦しみに最も責任のあるチンギス・ハンは、彼女が何もできないまま自然死した。そして今度は、彼女を最も直接的に傷つけたトルイまで、彼女とも彼女の計画とも完全に無関係な事情で死んだ。そのあいだに帝国はかつてないほど強くなっている。”
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コメント 101 件 - #天幕のジャードゥーガル
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コメント 295 件- #天幕のジャードゥーガルコラムアニメ
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