逃げ若2期9話 楠木正成登場に海外「常識からも逃げればいい」【海外の反応】
The Elusive Samurai Season 2 • Nige Jouzu no Wakagimi Season 2 - Episode 9 discussion
逃げ上手の若君 第二期の第9話で、楠木正成が本格的に登場し、時行に「逃げ」の極意を授けた。r/animeの話数スレを人気順に23件読むと、笑いと感心が同時に来ていて、『強敵を倒すには、常識からも逃げられるくらい逃げ上手になればいい。簡単な話だ、なぜ思いつかなかったんだ』という書き込みが議論の口火を切っている。
議論の厚みが出たのは歴史の側だ。当時の天皇が神と見なされていたことから、安家の暗殺構想がいかに正気でないかを説明する長文が投じられ、そのうえで頼重がその失敗まで織り込んで時行に退路の設計を任せていた、という読みが示された。敵味方に分かれていても時行と正成が同類として通じ合っていること、正成の「逃げる才能」こそが彼の戦績を作ってきたことも指摘されている。作者の前作を踏まえたネタで盛り上がる場面もあった。
逃げ上手の若君2期の9話で、楠木正成が本格的に出てきた。時行に授けたのが「逃げ」の考え方をもう一段広げたもので、r/animeの話数スレは、その教えをどう言い換えるかの合戦から始まっている。みんな噛み砕くのが上手い。
“ああ、なるほど。より強い敵を倒すには、時行が常識からも逃げ切れるくらい逃げ上手になればいいわけだ。 こんなに簡単な話なのに、なぜ思いつかなかったんだろう。”
Ah, yes. To defeat stronger enemies, Tokiyuki just needs to become so elusive that he escapes common sense. It's so simple, why didn't I think of that?
茶化しているようでいて、この作品のテーマの芯をちゃんと掴んでる。そして正成と時行の関係についての読みが、この回で一気に深くなった。敵同士なのに通じ合っている、という描き方が効いている。
“正成と時行が「逃げ」で繋がった同類同士だという描き方、すごく良い。同じ陣営じゃないのが惜しい。”
I like how Masashige and Tokiyuki are kindred spirits, connected by elusiveness. It's too bad they're not on the same side.
“日本の普通の視聴者がどう受け取っているのかを少しでも掴みたくて、この作品に出てくる歴史上の人物についてかなり読み込んできた。楠木は本当に伝説的な人物なので、ここでどう描かれるのかがずっと気になっていた。実質的に時行の師匠役をやってくれたのは最高だった。”
I've been reading a lot about the historical figures in this show to get a small glimpse as to what a typical japanese viewer could take in. Kusonoki was such a legendary figure that I was so curious how he'll be portrayed here. It was awesome to see him essentially mentor Tokiyuki here.
海外の読者がここまで下調べしてから見ているのが、この作品のスレの特徴なんだよな。そのうえで、今回いちばん長い解説が投じられたのが、安家が口にした暗殺計画のほうだった。当時の天皇がどういう存在だったかの説明から入ってくる。
“安家おじさんは、天皇の暗殺を考えている時点で正気じゃない。当時の天皇は神と見なされていたんだ。天皇に対立することも、倒したり退位させたりすることも、政治的権力を剥奪することもできる。だが暗殺は、自らに破滅を招き寄せるに等しく、完全な政治的自殺だ。 幸い、頼重は安家の無謀な計画とその失敗まで既に計算に入れていて、安全に逃げるための退路の設計を時行に任せていた。 敵味方に分かれていても、時行は日本史上屈指の軍略家である正成に同類を見出せるし、正成の側も同じように感じている。 正成が戦で大勝を重ねられるのは、まさにその「逃げる才能」があるからで、その知恵を時行に惜しみなく分け与えてくれた。 とはいえ正成は依然として尊氏に仕えている。そして正成の息子から、時行は明日どこに尊氏がいるかを知ることになり、尊氏に近づいて暗殺するために、ミマと彼女の父親との繋がりを使わざるを得なくなる。 追記。雫とミマは二人とも、自分たちの時代から数世紀先に金閣寺が建つ場所を正確に言い当てている。京都で最も過大評価されている観光名所だ。 トリビア。正成の息子・多聞丸の声優は、松井先生の前作『暗殺教室』の主人公・潮田渚と同じ人。”
Uncle Yasuie is crazy for even contemplating assassinating the Emperor, who back in those days were seen as gods. You can oppose an Emperor, overthrow or depose them, or have their political powers stripped, but to assassinate them is akin to attracting doom to yourself and just outright political suicide. Fortunately, Yorishige already factored Yasuie's crazy plan and failure into consideration and tasked Tokiyuki into planning an exit strategy to safely escape. Even though they're on opposing camps, Tokiyuki can recognize a kindred spirit in Masahige, one of the greatest military strategist in Japanese history, and the feeling is mutual on Masashige's part as well. It is precisely because of Masashige's talent for running away that allows him to score great victories in battle, and Masashige was gracious enough to part with his wisdom to Tokiyuki. That said, Masashige still serves Takauji, and from Masashige's son, Tokiyuki now learns where Takauji will be tomorrow, and will be forced to use Mima's connection with her father to get close to Takauji in order to assassinate Takauji. PS Shizuku and Mima both accurately predict where the Golden Pavilion, Kyoto's most overrated tourist attraction, will be built centuries from their time. Trivia: Masashige's son Tanmonmaru is voiced by the VA of Shiota Nagisa, the MC of Matsui's previous manga Assassination Classroom.
逃げの達人が、今度は暗殺に向かうことになる。ここで作者の前作の話に繋げてくるのが、この人たちの反応の早いところ。
“トリビア。正成の息子・多聞丸の声優は、松井先生の前作『暗殺教室』の主人公・潮田渚と同じ人。 それ、本当に良いな。”
Trivia: Masashige's son Tanmonmaru is voiced by the VA of Shiota Nagisa, the MC of Matsui's previous manga Assassination Classroom. That's really cool.
キャスティングでちゃんと目配せしてくるの、長期作品の楽しいところだよな。そして今回は、話の中身だけでなく画と音の作りのほうもかなり評価されていた。
“やばい、ラストのあの場面が本当に良い。凝ったアングル、トーンの変化を表す急な音楽の切り替わり、その瞬間の緊張を高める台詞の間。*最高*”
omg. that scene at the end is so good. the creative angles, the sudden change in music representing the change in tone, the pause in dialogue that intensifies the drama of the moment. * chef's kiss *
歴史の予習をしっかりしてきた人たちが、最後は結局、普通に演出で殴られて終わる。逃げ若の話数スレは毎週だいたいこの流れで着地するんだけど、今回は特にその落差が気持ちよかった。
よくある質問
- 逃げ若2期9話で楠木正成は時行に何を教えた?
- スレの受け止めでは「逃げ」の拡張で、相手の土俵で勝とうとせず、勝ちの定義そのものを引き直すという考え方。『強敵を倒すには、常識からも逃げられるくらい逃げ上手になればいい』『勝てない戦に勝つには、勝ちの意味を再定義すればいい』とまとめられている。
- 天皇の暗殺という案はなぜ問題視されている?
- スレの解説では、当時の天皇は神と見なされていたため、対立・追放・権力の剥奪はあり得ても、暗殺は自らに破滅を招く政治的自殺に等しいから。そのうえで頼重は、安家の計画とその失敗まで計算に入れて、時行に安全な退路の設計を任せていたと読まれている。
- 作者の前作に関するネタとは?
- 逃げの達人である主人公が暗殺に関わる展開について、作者の前作を踏まえると可笑しい、という指摘。関連して、正成の息子の声優が前作の主人公と同じであるというトリビアもスレで共有されている。
逃げ若2期8話、雫のイカサマに海外「そこまでやるか」【海外の反応】
“雫が勝つためにあそこまでやるとは思わなかった笑 めちゃくちゃな展開で、ミマたちの反応がさらに笑いを増していた ミマはEDにもOPにも出ていて、とくにEDでは他の女子と同格の扱いだけど、父親があの人だと、彼女が時行の陣営に加わるところが想像できない メインキャストになってほしいけど、どうやったらそうなるのか分からない”
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逃げ若2期7話、海外「切腹に誘うのが飲み会の誘い」【海外の反応】
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1,889 likesアニメYouTubeヤニねこの喫煙本数を海外が全部数える「500本」【海外の反応】
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22,615 likesアニメYouTubeBLEACH、白の剣術指南に海外「全部チュートリアルだった」【海外の反応】
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コメント 1341 件- コラムアニメr/anime(朝日新聞の鈴木敏夫インタビューをAUTOMATON WESTが英訳した記事のスレッド)
ジブリ風AI画の海外の反応。鈴木敏夫Pが取材を全部断っていた理由と、宮崎駿の生命に対する冒涜がいまも誤解されている話
ジブリのプロデューサーの鈴木敏夫さんが、ジブリ風AI画像が出回っていたころの取材依頼をぜんぶ断っていた。どうせ飽きるから、というのがその理由で、朝日新聞のインタビューでそう話している。この記事が英語になってr/animeに貼られた日、僕は荒れるほうに賭けていた。開いたら、上から下までほぼ全員が同意していた。毎晩コメント欄を訳している側として、この全面同意のほうに驚いた。ここでは、その日のスレで実際に何が言われていたか、英語圏のファンがAI製のものを指して使うslopという言葉、そして宮崎駿さんの生命に対する冒涜がいまも誤解されたまま出回っている件を、順番に書いていく。