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攻殻機動隊2話、背景と色彩に海外「アニメ歴30年でこんな色は見たことがない」【海外の反応】
The Ghost in the Shell • Koukaku Kidoutai (TV) - Episode 2 discussion
出典 r/anime全101件から13件を訳出原文併記海外の反応まとめ編集部
『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』第2話の r/anime 話数スレを人気順で101件読んだ。コメント欄の上位をほぼ独占したのは物語ではなく、背景美術と色彩設計だった。サイエンスSARU版が選んだ鮮やかな色は、これまでの攻殻の映像化には無かったものだという指摘が繰り返し出ている。
興味深いのは、その「鮮やかさ」と「薄汚さ」が両立している理由をコメント欄が言語化していること。背景の色は自然や実際の街並みにある鮮やかな色で、汚さは錆と褪せた塗装の層から来ている——つまりこの世界は最初から醜いのではなく、かつて美しかったものが時間で褪せたのだ、という読み方だ。1995年の劇場版が持っていた「古い時代が現在に残響している」感触を、この版が再現できているという評価も並んだ。
『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』第2話。r/anime の話数スレを人気順で101件読んだ。ふつう話数スレは筋の話で埋まるものだけど、この回は上位がほぼ全部、背景と色の話だった。
こういう色は他のどんなアニメでも見かけない。アニメを観てきた30年のあいだに、こんな色づかいのアニメを観た記憶が自分にはない
You don't see these colours in any anime like this. I don't know if I've seen an anime coloured like this in my 30 years of watching anime
面白いのは、鮮やかなのに薄汚く見えるという矛盾を、コメント欄がきちんと言語化していたことだ。ここがこのスレでいちばん賢い部分だと思う。ただ「綺麗」で終わらせず、なぜそう見えるのかを分解している。
背景がすべて、自然や実際の街並みに本当に存在する鮮やかな色を使っているからだと思う。そして薄汚さのほうは、荒れて放置された地区でも見かける、錆と褪せた塗装の層から来ている。この世界は、醜いことが初期状態だと決めてかかっていない。どの画面にも、かつては美しかったものが時間とともに褪せていったのだと分かるだけの美しさがある。
I think it’s because all the backgrounds have vibrant colors that you would actually see in nature/cityscapes, and the grittiness comes from the layer of rust and faded paint that you also see in rundown, neglected parts of cities. The setting doesn’t just assume its ugliness is the default. You can tell there was beauty in every shot that’s faded with time.
そして必ず出てくるのが1995年の劇場版との比較。ここも褒め方が具体的で、単なる懐古ではなく「何を再現できているか」の話になっている。
これは1995年の攻殻に対して自分が贈ったのとまったく同じ賛辞だ。 サイエンスSARU もプロダクション I.G も、舞台が本当に人の住んでいる場所として感じられるようにできている。すべてが突然金属的で未来的になるのではなく、旧い世界の名残がまだ大量に残っているからだ(「未来では何もかもがクロームになる!」ではなく)。 1950〜60年代あたりの古い建築が、朽ちたまま普通に立っている。人々は街の市場で今も普通に商いをしている。そういうものと技術との対比が、驚くほど地に足のついた感触を生んでいる。 過去の時代が現在へ「残響」するというのは、現実がまさにそう働いているということで、1995年の映画もこの映像化も、そこを完璧に捉えている。
This is the exact same compliment I gave for the 1995 GitS. Both Science Saru and Prod I.G. managed to make the setting feel authentic and lived in because there's still tons of remnants of the old world instead of everything suddenly becoming metallic and futuristic ("everything is chrome in the future!"). You still see old-ass architectures from like the 1950s-60s just standing there all decrepit, people still trading like normal at street markets, etc. That contrast with all the tech just feels amazingly grounded. Past eras "echoing" into the present is just how it works IRL and both the 1995 film and this adaptation captured that perfectly.
映像だけではなく、音のほうも評価が高い。むしろ「ヘッドホンで観ろ」と書いている人がけっこういる。今期は音響の話まで踏み込まれる作品が少ないので、ここは目立っていた。
この回には褒めるべきところが本当に、本当にたくさんある。細かい部分は他の人が熱狂して書いてくれるだろうから、自分はあのトンネルの場面がどれだけ*美しかった*かだけ言っておきたい。色彩設計がまるごと切り替わり、目がその照明に順応していく過程まで再現されていた。文句なしに絶品で、この回まるごとが一枚の絵だった。音響設計も負けていない。頼むからヘッドホンで観てほしい。無線の呼びかけの濁った艶っぽさが、はっきりと感じ取れる。 完全に惚れ込んでいる。これは目利きたちの手による仕事だ。
There is so much, SO MUCH to praise all over this episode, I'll let everyone else get bonkers with it, but I just want to mention how *beautiful* that tunnel section was, were the whole colour palette changed, even simulating your eyes adjusting to it's lightning. Absolutely gorgeous, the whole episode was a painting. The sound design't isn't behind, PLEASE WATCH THIS WITH HEADPHONES. You could clearly feel dirty lush of the calls in the radio. Absolutely in love, this is a work made by connoisseurs.
ちなみにこの回は、原作漫画の有名な場面が映像化されたことでも話題になった。ここで面白かったのは、そこ自体より「素子というキャラクターは元からそうだったのか」という話に転がったことだ。映像化ごとに違う素子像を見てきた人ほど、驚いている。
自分は人生ずっと騙されていた気がする……少佐って、元々こういう人物だったのか? あの表情も、あのコメディも…… 彼女は最高だ。いや、前から好きではあったんだけど、それにしてもこれは……彼女が何を好んでいたのかを忘れていたのか、そもそも知らなかったのか、どちらかだな。
I feel like I was tricked my whole life..was the Major always supposed to be like this? Her expressions and the comedy.. She's great. I mean. I always liked her but damn...and I guess I must have forgotten what she was into or I just never knew.
つまり第2話は、原作再現の話題性より先に、まず絵と音で殴ってきた回だった。うちの見立てだと、この作品が海外で強いのは「新しい攻殻」としてではなく「今いちばん美術が良いアニメ」として観られているからだと思う。
攻殻機動隊10話 完結に海外「綺麗で面白くて自分が馬鹿に思えた」【海外の反応】
楽しくて綺麗で、そして自分が馬鹿になった気がする作品だった。
この反応を読むよくある質問
- 攻殻機動隊2話で海外がいちばん褒めているのは?
- 背景美術と色彩設計。「アニメを30年観てきてこんな色のアニメを見た記憶がない」という書き方が上位に立ち、ネオンの照明が『ブレードランナー』を思わせるという指摘も出ている。あわせて音響も評価が高く、「ヘッドホンで観てほしい」「無線の呼びかけの濁った質感がはっきり感じられる」と書かれている。
- 鮮やかなのに薄汚く見えるのはなぜ?
- コメント欄の説明がうまい。背景の色は自然や実際の街並みに存在する鮮やかな色で、汚さのほうは荒れた地区に見られる錆と褪せた塗装の層から来ている。つまりこの世界は「醜いのが初期設定」なのではなく、どの画面にもかつての美しさがあって、それが時間とともに褪せたのだと分かる——という整理だ。
- 過去の映像化との比較はどうなっている?
- 1995年の劇場版が引き合いに出されている。両者に共通するのは「未来だから全部クロームになる」ではなく、1950〜60年代の古い建築が朽ちたまま立ち、街の市場では普通に商いが続いている——つまり過去の時代が現在に残響している点だという評。逆に『STAND ALONE COMPLEX』は超高層ビルが綺麗すぎて圧迫感が足りなかった、という比較も出ており、今作は1995年版の薄汚さに追いつきつつ独自の美しさもある、と位置づけられている。
「攻殻機動隊」の海外の反応は、この記事をふくめ全 16 本。 作品ページでまとめて読む
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コラムアニメr/anime(朝日新聞の鈴木敏夫インタビューをAUTOMATON WESTが英訳した記事のスレッド)
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